木酢液の使用方法

木酢液とは

環境ダイゼン 蒸留木酢液 木酢液の不思議 500ml

 

家庭菜園などで植物を育てている場合に、必ずといってよいほど直面することになるのが病気や虫による被害です。しかし、自分の庭で育てているとなると、あまり化学農薬などは使用したくないという人もたくさんいると考えられます。

 

木酢液は、そんな時に役に立つ自然の農薬といったところでしょうか。この木酢液とは、樹木を燃やした時に発生する煙を冷やして液体にしたものであり、簡単に言えば、樹木の有効成分が凝縮された自然のエキスであるといえます。

 

現在のところ、園芸においてこの木酢液を使用した場合の効果としては、バクテリアの働きを活発にすることや、植物の生理代謝を活発にすること、底床内の有機成分を早く分解し、根からの吸収を良くすること、そして殺菌効果があることなどが分かっています。

 

また、人体への危険性はほとんどありません。木酢液に含まれている成分は200種類以上ともいわれており、それらが複雑に絡み合うことによって様々な相乗効果を上げているようです。

 

木酢液自体は決して新しいものではなく、その歴史には結構古いものがあり、17世紀にはヨーロッパで酢酸やメタノールの製造に使われていたようです。
日本では、明治時代から木酢液を使用して酢酸石灰を作り、その酢酸石灰から火薬の製造に必要なアセトンという物質を作っていました。近年では除草剤や動物の退避剤としても、よく使用されているようです。

 


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